ジョー・ヒタギの止リ木 | 「ものづくり」や「ものなおし」をするブログ

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ジョー・ヒタギ の 止リ木

部屋に鍵を後付けできる便利グッズ【加工不要・賃貸にも可】

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突然ですが、「部屋にかぎが欲しい」と思ったことはありませんか。

そばに人がいると集中できないという方(私もですが)にとって、作業中に誰かが不意に部屋に入ってくるのはかなりのストレスだと思います。せっかく作業にのめりこんでいるのに、唐突に人が入ってきたために集中力が切れた経験がある方も多いのではないでしょうか。

最近はコロナウイルスの影響で在宅ワークやテレワークが広まっているため、家の中に一人で集中できる環境を作ることが重要になります。

また、「今は絶対に誰にも部屋に入ってほしくない」という状況もあると思います。テレビ会議中に子どもや猫が部屋に入ってくるという事態は避けたいものです。

こうした場合、一番良いのは部屋に鍵を付けることです。しかし、そのためには鍵付きの扉に変えるか、鍵だけ買って扉は自分で加工する必要があり、いずれにしても結構なお金と手間がかかります。賃貸ではそもそも加工が不可能です。

そこで、この記事では安く(千円ちょっと)・無加工で鍵を増設できる便利グッズをご紹介します。もっと使いやすくなる簡単なカスタマイズも書いておきますので、ぜひ参考にしてください。
引きこもりたい方、在宅ワーカーの方は必見ですよ。寝室に取り付ければ、就寝中の防犯にも効果絶大です。

外観レビュー

かんたん在宅ロック は非常にシンプルな構造で、下の写真のように2つの部品のみで構成されています。

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1マスは1㎝です。そのため、黒色のパーツ(ロック本体)は約3㎝×6~7㎝、銀色のパーツ(ロックプレート)は約4㎝×11㎝となります。

2つのパーツはどちらも金属製のため、剛性は非常に高いです。私は黒いパーツをたまに地面に落としてしまうのですが、5年以上たった今でも問題なく使えています
Amazonでの価格は税込み1310円です(執筆当時)。

使い方

使い方もシンプルです。
まず、ロックプレートをドア枠のストライクプレート(ラッチボルトが入る部分)にセットします。

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銀色のパーツが飛び出ている方向が室内側です。

そうしたら、ドアを閉めてロック本体をはめ込みます。

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これで、室外からはドアを開けることができなくなりました。ドアとドア枠には何の改造も必要ありません。

このように、 かんたん在宅ロック の機構は非常に単純なのですが、それゆえに安く・簡単に鍵を付けられます。構造が単純だからこそ、長期にわたって使い続けられる耐久性もあります。

ちなみに私は、寝るときは必ず寝室にかんたんロックを取り付けるようにしています。なぜなら、寝ている時が一番無防備だからです。 かんたん在宅ロック があれば、就寝中に強盗から不意打ちされるという事態は避けられ、逃げる時間を稼げます。

注意点

購入前に確認していただきたいことが2つあります。

1つ目の注意点は、 かんたん在宅ロック内開きのドアに部屋の中から鍵をかけるということです。
そのため、外開きのドア(部屋の外側に向かって扉が開くタイプ)にはそもそも使えません。

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また、部屋の中から鍵をかけるため、「自分の留守中に勝手に部屋に入られないようにする」ことはできません。そうした方には、最後にご紹介する 内開き扉用室内錠 をおすすめします(同じくガードロック製)。
かんたん在宅ロック はあくまでも「自分が部屋にいるときに誰かに入ってきてほしくない」人のためのものです。

2つ目の注意点は、ドアによっては使えない可能性があるということです。
下の図のように、ドアとドア枠の隙間が2㎜以上あり、かつストライクプレートの寸法に制約があります。

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大多数の扉には問題なく使えるように作られてはいますが、念のため自分の部屋のドアをご確認ください。

カスタマイズ(3つ)

かんたん在宅ロック はお手軽に部屋の鍵を付けたい人にはとても便利なのですが、いくつか不便な部分もあります。この項ではそうした不満点を解消する簡単な改造を3つご紹介します。

1つ目の不満は、「ロック時にドアとパーツの間に隙間ができる」ことです。無段階調整ができないため仕方ありません。

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上のような隙間があると、少しだけドアを開けられてしまいます(部屋の中が見えるほどではないですが)。また、ドアを開けようとされたときに銀色のパーツが下にずれ落ちるのも気になります。

そこで、ドアに当たる部分にゴム板を貼り付けました。

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厚さの違うゴム板を2種類使い、微調整しています。

これでドアとの密着性が高まり、ドアはほとんど開かなくなります。

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2つ目の不満は「ロックプレートをドア枠につけっぱなしにできない」ことです。

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そのため、毎回部屋に入るたび、ドアを閉める前にロックプレートを取り出してストライクプレートにはめる必要があります。ストライクプレートの穴はそれほど大きくないため、意外と面倒です。

また、うっかりロックプレートをはめ忘れたままドアを閉めてしまうと、もう一度ドアを開けなければなりません。これもなかなか面倒です。

そこで、ストライクプレートに磁石を設置し、ロックプレートを固定しておけるようにしました。磁石は100円ショップで買えます。

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奥の厚紙は、磁石を手前に飛び出させてロックプレートが上に載るようにするためのものです(次の写真を参照)。

このように、磁石の上にロックプレートを載せておきます。

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一見すると頼りなく見えるかもしれませんが、ネオジウム磁石は磁力が強いため、プレートが落ちることはありません。
こうしておけば、部屋に戻った時にはサッと鍵を掛けられます。ただし、銀色のパーツがラッチボルトに干渉するようになるため、ドアを開閉するときには常にドアノブを下げてラッチボルトを引っ込めておかなければなりません。が、すぐに慣れるので大丈夫です。

3つ目の不満は、「遠目では鍵がかかっているか分かりにくい」ことです。下の写真に赤枠で示したように、正面から見ると狭い面積しか目に入らないため、目を凝らさないと鍵が掛かっているか分かりません。

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そこで、ロック本体にリボンを追加しました。

は、両方のパーツにチェーン取付用の穴が空いているため、簡単にキーホルダーなどが付けられます。

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これで、鍵がかかっていることが一目瞭然です。

かんたん在宅ロック はそのままでもかなり便利なものですが、ご紹介したような改造によってさらに使いやすくなります。 どの改造も簡単にできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

部屋の外から鍵をかけたい場合

「内開きのドアを部屋の外から施錠したい」方には、 ガードロック 内開き扉用室内錠(非常脱出機能付) がおすすめです。


かんたん在宅ロック と似たような構造になっており、無加工で簡単に鍵を追加できます(下図参照)。

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取付金具は無段階で調整できるため、ドアをぴったり閉められます。

価格は8333円です(執筆当時)。
かんたん在宅ロック と比べて少し値が張りますが、ドアを取り替えたり自分でドアを加工したりするよりかは安上がりです(ドア用の鍵は本体だけで何万もしますし)。なにより、プライバシーの不安が一気に解消されます。

なお、この 内開き扉用室内錠 も取り付けられる扉の寸法に制約があるのでご注意ください。

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あと、非常脱出リングを引っ張れば部屋の中からも開錠できます。監禁に使われることはないのでご安心ください。

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