ジョー・ヒタギの止リ木 | 「ものづくり」や「ものなおし」をするブログ

色々なものを作ったり直したりするブログです。主な話題は日用品・電子機器・エアガンなど。

ジョー・ヒタギ の 止リ木

【火薬銃】8連キャップ火薬用携行ケースの自作

キャップ火薬の保管や持ち運びのため、簡単なケース(容器のこと。薬莢ではない。)を作ったのでご紹介。

火薬銃とは?

火薬を使って音を鳴らすおもちゃの鉄砲。運動会で使うスターターピストルのようなものである。

基本的にはモデルガンのような遊び方をするが、熊除けや害獣対策に使われることもあるようだ。

火薬銃とそれに使うキャップ火薬は、身近なところでは100円ショップで買える。

下の写真はセリアのピストル。私はトリガーガードとハンマースパー*1を切り落とすカスタムをしているため、実際の商品とは外観が若干異なる。

f:id:Jo-Bitaki:20191118183113j:plain

下はダイソーのピストル。トリガーガードの切除に加え、銃口を破損させてしまった。

f:id:Jo-Bitaki:20191118183118j:plain

セリアのものとは細部のデザインが異なる。

両者の詳しい比較やカスタマイズについては以下の記事をご覧いただきたい。

www.joe-hitagi.com

下の写真はピストルに使用する「キャップ火薬」(商品名:カネキャップ)。火薬の入った8つの円盤が数珠つなぎになっている。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214857j:plain

銃を折り曲げ、シリンダーにセットして使う。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214902j:plain

シリンダーには金属製のピンが埋め込まれており、ハンマーによって火薬が叩きつけられることで撃発される。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214913j:plain

銃に詳しい方ならぴんときたかもしれないが、これはまさにパーカッション・ロック(管打式)の「キャップ」と同じ構造である。

火薬ケースの自作

100均のキャップ火薬はこのような箱に入って売られている。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214923j:plain

12個入りのため意外とかさばる。また、火薬はプラモデルのようにランナーでつながっているため、箱から取り出した後に切り離す作業が必要となる。

そこで、火薬の保管・携帯に便利なように下のような入れ物を自作した。1㎝幅に切った工作用紙を折り曲げ、フィルムケースの中央に両面テープで貼り付けただけの簡単な代物である。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214939j:plain

輪投げのようにして火薬を収める。紙で作った支柱にキャップ火薬の穴を通すことで、火薬が中で暴れず、向きをそろえた状態で入れておける。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214851j:plain

容量はちょうど10個。

ワンポイント

支柱の角を切り落として先細りになるようにしておくと、火薬が引っかからずスムーズに通せる。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214908j:plain

支柱はケースの蓋が閉まるギリギリまで高くしておいたほうが良い。そうすれば、ふたを閉めた状態で逆さにしても火薬が支柱から外れない。また、支柱が高ければ火薬を1つずつ取り出しやすくなる。

おわりに

以上のような簡単な工作だが、火薬の保管や携帯が便利になって格段に遊びやすくなる。また、フイルムケースはプラスチック製のため、湿気防止も期待できる。

f:id:Jo-Bitaki:20191204214931j:plain

こうしたキャップ火薬用の入れ物があれば、クマよけのために山歩きやハイキングに持って行ったり、害獣除けのために田畑に持って行ったりもしやすいのではないだろうか。

おまけ:素早いリロードを求めて

実銃のリボルバーでは、装填時間を短縮するために「クリップ」と呼ばれる器具を使うことがある。これは、キャップ火薬のように弾薬を円形に束ねるものである。

さらには、以下の動画のようにクリップをベルトに装着し、素早く取り出せるようにする「サーバー」や「ホルダー」といったものもある。

www.youtube.com

www.youtube.com

達人が上のような器具を使うと、リボルバーであってもオートマチックに勝るとも劣らない速さで再装填が可能になる。

www.youtube.com

キャップ火薬でも、同様の装置を作ってベルトに装着すればリロードが素早くできるようになるかもしれない(それほど短時間で撃ちまくる必要があるのかはさておき)。

*1:撃鉄の指をかける部分