ジョー・ヒタギの止リ木 | 「ものづくり」や「ものなおし」をするブログ

色々なものを作ったり直したりするブログです。主な話題は日用品・電子機器・エアガンなど。

ジョー・ヒタギ の 止リ木

本棚からあふれた本を読みやすく整理する方法

f:id:Jo-Bitaki:20200222133046j:plain:h300

先日、年末大掃除の一環として本棚を整理した。本棚の容量に対して本があまりにも多くなってきたからである。
今回はなるべく多くの本を本棚に収め、かつどの本も手に取りやすくなる整理方法やコツを写真とともにご紹介したい。

本を読みやすく二列に並べるコツ

本棚の容量を増やす方法としてすぐに思いつくのは、本を前後二列に並べることではないだろうか。
二列に並べる場合、下の図のように1つのシリーズものを横一列に並べたくなるのが人情である。

f:id:Jo-Bitaki:20191229225116p:plain:w300

しかし、この並べ方では後列が前列の本で完全に隠れてしまう。その結果、後列に並べたシリーズがどこにあるのか分からなくなったり、存在そのものを忘れてしまったりする。
また、後列の本を読みたい場合、前列にある別のシリーズをわざわざ動かさなければならない。読みたい本を手に取るために無関係の本を大量に移動させるのはかなり億劫である。

そこで、下のように同じシリーズを前後の列に分けておけば、その棚にあるすべての本の見出しを一度に把握できる。

f:id:Jo-Bitaki:20191229225119p:plain:w300

シリーズ全巻を読み返したい場合にも前列の本をすべてどかす必要はなく、読みたい本だけを手に取れば済むようになる。

さらに使いやすさを考える。
二列に本を並べるとき、中央の3分の1を空けておけばどうだろうか。

f:id:Jo-Bitaki:20191229225124p:plain:h300


こうすれば、二列目の左右どちらか1つを1回移動させるだけでその棚にあるどの本も手に取れる。

f:id:Jo-Bitaki:20191229225128p:plain:h300

これで収納スペースを6割以上(=3分の2)増やせる。


本を最大限に詰め込む方法としては、本棚の中にさらに棚を設置して上下に並べたり(100均で専用の棚が売っている)、本を横倒しにして積み上げるということも考えられる。前者は一段がかなり高くなければ難しく、後者は本の取り出しやすさが犠牲になる。

もしくは下のような引き出し式の本棚を使うという手もある。こちらは3つの本棚を隙間なく並べたのと同じため、容量の割にコンパクトなのが魅力的。

実際の整理手順

それでは私が行った整理の様子をご紹介する。
下の写真は整理前の状態。写真では少しわかりにくいが、前後二列に隙間なく本を並べており、さらには横倒しにした本を積んでいる。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224820j:plain:h200

非常に使いにくく、後列にある本を取り出す気にもなれなかった。

整理の最初に、本を余裕をもって前後に並べられるように棚板を拡張する。下の写真のように棚板よりも前後に少し長いプラダンを載せた。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224827j:plain:h300

本棚と後ろの壁までは隙間があるため、壁に届くだけの長さを確保している。
プラダンの強度を確保するため、筋が前後方向を向くようにした。

プラダンの内部にはマジックで横幅3分の1の場所に目印を入れた。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224756j:plain:w400


あとは中央3分の1が空くように前後に本を並べていけば完成。湿気防止のため、後列の本は壁に密着させないほうがいいだろう。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224839j:plain:h300

基本的には手前に1巻が来るようにしたが、現在進行形で刊行されているものは入れ替えの手間を省くために最新刊が前列に来るようにした。

前列の本は両端をブックエンド(本立て)で挟んでいる。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224902j:plain:h300

これにより前列を横にスライドさせやすくなる。動かしても倒れない。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224919j:plain:w300

f:id:Jo-Bitaki:20191229224747j:plain:w300

ブックエンドは100円ショップで購入した。両端を挟んでいるだけのため、本の量に応じて柔軟に対応できる。


前列が3分の1を超えてしまった場合でも適当な部分から分割してスライドできる。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224805j:plain:w400

f:id:Jo-Bitaki:20191229224812j:plain:w400

前列が少し不安定になるが、後列のどの本でも取り出せる。

シリーズものではない本が大量にある場合は前後に分割しづらい。この場合、後ろに背の高い本、前に背の低い本を置いて後ろの本が見えるようにした。

f:id:Jo-Bitaki:20191229224849j:plain:h300

ほかにも読む頻度の低い本を後ろに置いたり、シリーズではないにしろ関連のある本を前後に並べたりもした。この辺りは深く考えだすときりがないため、ひとまず機械的に判断して後日に少しずつ場所を考えることにする。

また、後列の本の下に台を置いて背をかさ上げするという方法もある。100円ショップでそれ用の台が売られている(少し幅が狭いが)。

おわりに

本の整理はただ詰め込めばいいというものではない。読めない本に意味はないため、どの本も取り出しやすく収納しなければならない。
今回の整理でこうした難題をある程度は解決できたと思う。しかも本棚の容量に余裕ができたので、まだしばらくは本を増やせそうである。本棚を買い替える前の延命措置としてもいかがだろうか。