ジョー・ヒタギの止リ木 | 「ものづくり」や「ものなおし」をするブログ

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ジョー・ヒタギ の 止リ木

MMD ☓ Songleの読み込みが終わらない・再生ボタンが表示されない・落ちるときの対処法

MMD ☓ Songleとはブラウザで動くVRアプリである。初音ミクのMMDライブを360度動画のように視点を変えて楽しめる。さらに、加速度センサー付きのスマホとヘッドマウントディスプレイがあればVR映像としても再生できる。

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しかし、スマートフォンでの使用には少し癖があるため、使い方のコツをご紹介したい。

おことわり

2019年11月12日現在、最新のiOSおよびiPadOSでは加速度センサーと2画面表示の機能が使えず、1画面表示であっても画面の半分の大きさでしか再生されない(下図)。

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私の記憶ではiOS 11.2.6までは正常に動いていたように思う。Androidデバイスでの動作は未検証。

パソコン(Windows10、Firefox)であればコメント表示機能以外は正常に動く。

下の画像はPCで2画面表示をしてみたもの。本来であればスマホ用VRゴーグルで使う機能である。

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参考リンク

公式サイト

MMD ☓ Songle

公式動画

www.nicovideo.jp制作者の方の動画。制作に至った経緯や使用技術が紹介されている。

マルチデバイスに対応するためにブラウザで動かす、楽曲を解析してさびの演出を自動的に変える、ニコニコ動画のコメントを表示する*1などの様々な工夫を知ることができる。

スマートフォン(iPhone)での使い方

事前準備

前述の動画でも述べられているが、全画面表示にするためには事前にサイトをホーム画面に追加しておく必要がある。

SafariでMMD ☓ Songleを開き、共有メニューから「ホーム画面に追加」を選ぶ。

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ホーム画面に追加されたアイコンからアクセスすることで全画面表示になる。

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使い方

最初の画面で好きな楽曲と設定を選ぶ。

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前述のように、iOS 11.2.6より新しいOSでは加速度センサーと2画面表示が使えない。

影表示をONにすると動作がかなり重くなるので注意。

物理演算がOFFのままだと髪の毛の動きが板のようで違和感がある。

「LIVE START」で読み込みが始まる。

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「音楽地図ダウンロード中」の表示が出たら、すぐさま画面を横向きにする。そうしないといつまでたっても画面が変わらないかアプリが落ちる。

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楽譜データのようなものが表示されるので、左上の再生ボタンをタップする。

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音楽の再生が始まったら白い帯のような部分をタップすると映像も映るようになる。もしも映像が止まったままなら、映像の部分をタップすれば動き始めるはずである。

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加速度センサーが使えなくても、以下のように手動で視点移動ができる。

  • 水平移動:3本指でスワイプ
  • 距離変更:2本指でピンチ
  • 視点の回転:1本指でスワイプ

こうした視点移動はただのVR動画ではない、リアルタイム描画ならではの機能だ。

なお、パソコンの場合の操作は次の通り。

  • 水平移動:マウスの右ボタンでドラッグ
  • 距離変更:マウススクロール
  • 視点の回転:マウスの左ボタンでドラッグ

おわりに

MMD ☓ Songleで初めてMMDのVR動画を見たときにはとても感動したことを覚えている。この記事をきっかけに1人でも多くの方がMMD×VRの世界に興味を持っていただければ幸いである。

YouTubeにはMMDで作られたVR動画が数多く投稿されている。公式アプリを使えばヘッドマウントディスプレイにも対応できるので、ぜひ1度「MMD VR」や「MMD 360度」でご検索いただきたい。

YouTube

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番外

その1:スマホ用ヘッドマウントディスプレイの選び方

スマホ用ヘッドマウントディスプレイには、スマートフォンを固定する方式によって次の2つに大別される。

  • スマホを左右の側面から挟んで固定する方式
  • スマホを前後(画面と背面)から挟んで固定する方式

このうち、私が両方のタイプを使ってみたうえでお勧めするのは前者である。後者はスマホを簡単に装着できるというメリットはあるものの、

  • スマホが接眼レンズに対して水平になりにくい(特にスマホケースを使用している場合)
  • スマホの位置がずれやすい
  • 画面に負荷がかかる

といった無視できないデメリットが存在する。

あと、中国製のわけの分からないメーカーのものはどれほどAmazonレビューで評価が高くても手を出さないほうが無難である。「ピントが合わない」、「画面が揺れて酔う」といった低品質ぶりにきっと後悔することになる。

以下のような有名メーカーの製品であっても人やスマホによって合う・合わないがあるので、できるだけ試着してから購入されることをお勧めする。

 

その2:NTTドコモが超高視野角VRゴーグルを開発

2019年4月に発表された。
従来の接眼レンズの周囲に特殊な形状のレンズをつけたし、周辺視野にぼやけた映像を映すことで視野が広がったように錯覚させる。単純だが巧妙な原理である。
商品化を心待ちにしているのだが、いつになるのだろうか。

*1:残念ながら、2019年11月12日現在では機能しない。